バイオ・ライフサイエンス
台湾
アドバイザーからのポイント

世界初の3D病理画像解析ソフトウェアで肺がん、乳がん、前立腺がん、口腔がんの3D 病理学的特徴の分析を行うことができます。

会社概要

捷絡生物科技股份有限公司(JelloX Biotech Inc.)
設立年2018年
従業員数1-10人
資本金-0.1億円
直近の売上高1億円以下
ステージアーリー
分野

事業概要

(1) 創業理念
当社のスローガンは、「Reimaging Pathology at New Horizon」であり、3Dデジタルパソロジーソリューションでより正確ながん診断をサポートすることです。3Dデジタルパソロジー技術を用いることで、従来の2Dパソロジー法(X軸とY軸の情報のみ)よりも、3次元のZ軸画像情報(Add an additional dimension to pathology)を含んだ情報提供を強みに、3Dデジタルパソロジー技術を用いて、3 次元空間での病理的特徴のイメージを強化することで、医師の正確な診断と的確な医療のサポートを実現します。
(2)事業目的
世界初の3Dデジタルパソロジーソリューションを開発し、革新的なサンプル処理、高速スキャン、画像工学、AIモデルなどの技術を使って、ソフトウェアとハードウェアシステムを統合することで、正確な診断を支援し、標的薬剤の成功率を向上させ、がん患者へのより良い医療を提供することを目指しています。
(3) コア・コンピテンシー
革新的な3D病理サンプルの準備をはじめとする、高速画像スキャン技術、インテリジェントなソフトウェア解析システム、3D病理データベース、知的財産権の完備は当社のコア・コンピテンシーであります。同社は臨床検体の3D 病理学的特徴を取得し、病理学者と協力して世界初の3D病理画像解析ソフトウェア「MetaLite」を開発します。AIモジュールと組み合わせて、肺がん、乳がん、前立腺がん、口腔がんの3D 病理学的特徴の分析を行うことができます。2021年の下半期に公開する予定です。また、当社が蓄積してきた特許技術、知的財産、病理画像データセット、AIモデルなどのコア・コンピタンスを統合することで、画期的なデジタル病理画像解析ツールを開発していきます。


2021年初めに、当社は7,000万ドル(TWD)のシリーズAの資金調達を完了し、医療検査サービスの臨床導入計画を開始しました。そして、新竹サイエンスパークにて、世界初の3Dパソロジー検査認証ラボの建設を予定しており、台湾衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)のLDT(Laboratory Developed Tests)仕様に基づいて認証を申請するため、検診医も追加採用していきます。2022年に「精密医療分子検査研究所」として登録し、医療機関と連携して自費診療項目を開発し、がんの精密診断と標的薬剤治療に適した患者の正確なスクリーニングをサポートします。
現在、当社はUSCAP、AACR、FOMなど国際的な学術セミナーで、「前立腺がんの正確かつ迅速な3D病理診断」、「肺がんにおける免疫がんを対象とした正確な診断とAI解析モデル」、「新規乳がん免疫スコアリングシステム」などを含めた臨床医との共同研究成果を発表し、国際的な学者から評価をいただくことができました。同時に、いくつかの国際的な製薬会社との話し合いが行われており、3D病理検査法の利点とその応用の可能性を紹介し、初歩的な概念実証の共同研究を導入する可能性について積極的に検討しています。
2023-2025年には、初のFDA認証の3Dパソロジー製品を開発し、国際的な市場機会を拡大するために、戦略的パートナーとの提携を積極的に行っていく予定です。また、国際的な製薬会社と協力し、コンパニオン診断(CDx)製品を開発し、新興のデジタルパソロジー市場に参入できるように努力していきます。
2026-2030年には、3D病理画像サンプル作成をはじめとする、標本染色および清澄剤、高速スキャナーハードウェア、MetaLiteデジタルパソロジー解析ソフトウェア、クラウドサーバーシステムなどを統合したトータルソリューションを作り上げ、全体的に推し進めていくというコンセプトで、国際的なビジネスチャンスを拡大していきます。

製品・サービス(一)革新的な製品のオンライン販売:
「JX ACE 3D病理画像解析サービス」は、当社の一つ目のオンラインサービスの製品です。Research Use Only(RUO)のイノベーションモデルであり、市場で唯一商品化された臨床検査用3D病理製品です。この革新的な製品は、顧客から提供されたサンプルを染色、透過、高速スキャン、3D画像を統合・出力し、世界初の3Dデジタルパソロジー画像解析ソフトウェア「MetaLite」を用いて、分析レポートを生成することができます。

(二) 開発中の製品項目:
1. 3Dデジタルパソロジー画像解析ソフトウェア「MetaLite」
既に開発段階を終えて、βテストが行われている段階です。2021年下半期に発売予定で、2D/3Dのデジタルパソロジー画像解析を同時にサポート可能になります。
2. スマートパソロジースキャナー
これは共焦点レーザー顕微鏡システム専用に開発されたもので、既に開発段階を終えて、オンラインにて受注可能です。今後は、顧客のハードウェアのニーズに応じて、少量生産を予定しています。
3.AIモデル搭載のクラウドコンピューティングプラットフォーム
高解像度の画像もサポート可能な高効率のストレージ、コンピューティング、解析システムで、現段階はシステムの構築と最適化を進めています。
主な顧客・取引先当社が現在開発している革新的な製品は、4つのカテゴリーに分類します。関連するターゲット顧客層は、以下の通りです。
(1) 3Dデジタルパソロジー画像サービス JX ACE
Research Use Onlyの製品であり、既に学術・医療関係者向けにオンライン販売し、実際に使用されています。今後はバイオテック企業、CRO、国際的な製薬企業なども視野に入れて拡大していく予定です。
(2) 3Dデジタルパソロジー解析ソフトMetaLite
既に開発が完了し、βテストが行われています。2021年の下半期には、RUO製品を学術・医療関係者向けにオンラインサービスを提供して行く予定です。また、米国FDA 510K Software as Medical Deviceを申請し、CROや医療機関などにも提供する予定です。
(3)スマートパソロジースキャナー
共焦点レーザー顕微鏡システムの専用.verで、プロトタイプの開発が完了し、オンラインサービスから顧客の注文に応じて、発売を開始しています。将来的には、クライアントが必要とするハードウェアの機能仕様に応じて、カスタマイズユニットを試験的に少量生産していく予定です。
(4) AIモデル搭載のクラウドコンピューティングプラットフォーム
高解像度画像の効率的な保存、演算、解析システムをサポートするために、現在でも継続的にシステムの構築と最適化を行っています。

少しでも気になった場合はお問い合わせください。掲載企業の詳細な資料のご提供と、貴社ニーズに合わせた提案を致します。